寒村が工業用地に転換 ヌエバビスカヤ州
[ 389字|2016.10.3|社会 (society)|LuzViMinda News ]
かつては高地の寒村だったヌエバビスカヤ州カシブ町ディディピオ村が、オーストラリアの鉱山会社オセアナゴールドの進出によって、ダイナミックな工業用地への転換を遂げた。金と銅の採掘にあたる同社は村で2000人以上を雇用し、就業の機会を与えるだけでなく、採掘地から低地へ22キロの運搬道を建設したことで、農家が収穫物を運ぶのが容易ようになったことから、大規模な農業に従事するのを可能にした。
同社はまた、農林部門としてオセアナゴールド・サステナブル・アグロフォレストリー社を設立、国家緑化プログラムを支援するため、1300ヘクタールの用地に30万本以上の樹木を再植林し、苗木50万本以上を寄付してきている。こうした功績や鉱山事業、環境・安全・健康管理、地域社会開発などに対する同社の取り組みが認められ、同社は15年に大統領鉱山業界環境賞を授与されている。(9月26日・ブレティン)