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8月29日のまにら新聞から

デング熱警報でサイレン

[ 397字|2016.8.29|社会 (society)|LuzViMinda News ]

 ダバオ市議会はこのほど、各自治体に対して住居の水環境を浄化してボウフラの生息場所をなくし、デング熱の感染を防止するためのキャンペーンを始めた。住民に清掃を呼びかけるための方法として、毎日午後4時になると鳴り出す警報サイレンを90日間設置する。またサイレンでの啓蒙活動を広めるため、横断幕も各所に掲げるという。

 強権で知られるサラ・ドゥテルテ市長は「保健所職員はデング熱防止に向けて気合いを入れて取り組むべき。キャンペーンが成功しなった場合には全職員の13カ月のボーナスを没収し、その分は感染で亡くなった人の遺族に回したい」とげきを飛ばした。

 厚生省によると、同市では今年1月から7月までの期間に約3700人が感染している。

 デング熱は蚊を媒介してまん延する病気で、発症すると突然の発熱や関節痛などの症状が起こり、抵抗力がない子どもは重症化して死亡することもある。(17日・CNN)

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