鉱山開発で知事告発
[ 328字|2016.6.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
北スリガオ州カラガの環境保護団体はこのほど、鉱山開発をめぐる同州のマトゥガス州知事の対応について、「鉱山会社が環境を破壊しているにもかかわらず、恥知らずにも擁護している」と告発するメールを本紙に送ってきた。
同団体は「鉱山会社は利益第一のため地域の環境への影響を考慮せず好き放題の開発をしている」と非難。ドゥテルテ次期大統領も、同州が環境の大破壊をもたらしている無責任な鉱山業者の天国になっていると批判している。
知事は次期大統領を支持すると表明。「鉱山会社の開発には厳格な審査を実施し、法令に従うよう行政指導している」と述べた。これに対し環境団体は、「知事は6年間、開発業者を擁護してきた。遅すぎる」と一蹴している。(23日・インクワイアラー)