世界自然遺産で式典
[ 305字|2016.5.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アキノ大統領はこのほど、東ダバオ州にある世界自然遺産のハミギタン山地野生生物保護区で行われた標識の除幕式に出席した。式典には州知事や自治体関係者、地元住民ら2千人が参加。大統領は自然科学博物館などを視察した。
ハミギタン保護区は2014年に世界遺産に登録され、多くの固有種を含む多様な生物の生息地として知られる。アキノ大統領は式典のあいさつで、ハミギタンの生物多様性保護の必要性を訴えるとともに、地元住民に保護区を守るため政府の管理、監視活動に協力を呼び掛けた。
また一方で観光資源としての重要性も指摘、約2億3600万ペソを投じて観光客のため道路整備などを行ったことを強調した。(6日・ブレティン)