火災で植林計画に支障
[ 304字|2016.4.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方を襲った森林火災によって西ビサヤの再植林計画が危機にさらされている。環境天然資源局によると、これまでに森林火災によって10万本以上の樹木が焼失したという。アクラン州では12ヘクタールの草原が失われた。
このほかイロイロ州では4カ所で森林火災が発生し、56ヘクタールの森林が焼失。アンティケ州では13カ所の森林、草原火災で620ヘクタールが焼失し、国の緑化計画に大きな支障がでている。
同計画は2011年に開始されたもので、16年までに150万ヘクタールの国有地に15億本の苗木を植林するプロジェクト。環境天然資源局は消防当局と協力し、事態の収拾に当たっている。(13日・インクワイアラー)