アポ山消火に砕氷を投下
[ 304字|2016.4.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
フィリピン最高峰、ミンダナオ地方のアポ山の火災を鎮火するため、比空軍はヘリコプターから砕いた氷を投下する作戦を展開している。
比空軍のパビロニア中佐によると、これまで6日間に計400キロの氷が山頂付近に投下されたという。消火作業として砕氷を投下するのは初の試みで、その効果について同中佐は「地上で消火作業にあたっている人たちから評価を聞いているところ」とだけ話した。効果があることが分かれば、さらに大型ヘリを投入するという。
消火に使われた氷は、ダバオ市内の製氷企業から提供されたという。
消火法としては人工降雨法が提案されているほか、在比米国大使も全面的な支援を表明している。(4日・スター)