赤潮の毒性消失
[ 313字|2016.4.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
水産・水資源局はこのほどレイテ沿岸を襲った赤潮の毒性が消失したと発表した。ただ西サマール、ビリラン、カピス各州の一部沿岸ではなお赤潮の毒素が残っているとして、これらの海域から捕れた貝は食べないよう引き続き注意を呼び掛けている。
ペレス局長によると、カピス州ピラーなどの周辺海域から採取した貝類を検査したところ、依然として正常値の上限を超えるまひ性の貝毒が検出されたという。
魚、イカ、エビ、カニは食べても安全だが、新鮮なものを選ぶこと、また調理に際してはよく洗ってえらや内臓は取り除くことが大切としている。
一方、カビテ、ブラカン、バタアンなどマニラ湾の海域は赤潮の影響は受けていないという。(4日・ブレティン)