教育長が年齢詐称
[ 311字|2016.4.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
最高裁は3月31日、ミンダナオ地方南ラナオ州マラウィ市の女性教育長が、年齢を偽って不当にその地位にとどまり続けた、との控訴審の判決を支持する決定を下した、と公表した。
2月10日付けのこの決定では、当初、マラウィ地裁が女性教育長の改ざんした誕生日の公的書類を採用し、教育長の主張を支持する決定を下した件にも触れ、地裁の決定に瑕疵(かし)がなかったかどうか、調査を命じた。
この女性教育長は、2014年5月に公務員の定年の65歳を7カ月過ぎたとして、退職を勧告されたが、自らの誕生日を改ざんした書類を盾に今年まで居座り続けていた。この最高裁決定に、地元からは「決定は当然」との声が上がっている。(1日・スター)