自然エネルギーの島
[ 315字|2016.4.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方レイテ州南西にあるヒモキラン島では、電力源を100%再生可能エネルギーに切り替えた。
144世帯から成る小さな島のバランガイ(最小行政区)では、社会開発福祉省の地域事務所などの肝いりで、総額191万ペソの太陽光発電システムを導入。各世帯から月30ペソを徴収し、システムを維持している。
「子どもが夜も長い間、勉強ができるようになった。それに電気代も少なくて済む」と話すのは、マウリーン・セルデニオさん(26)。
このシステム導入前、島ではディーゼル発電機に頼っていたが、週に100ペソ払っていたという。ヒモキラン島はレイテ州ヒンダン町からモーターボートで約45分のところにある。(30日・ビジネスワールド