水産でエルニーニョ対応
[ 305字|2016.4.4|気象 災害 (nature)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方の6州から成る西ビサヤ地域では、エルニーニョ現象による水産・漁業への影響を最小限に抑えるため、計1490万ペソを拠出し、共同して対応にあたることになった。
水産養殖池では、養殖魚の早期水揚げや貯蔵量減らし、汚水の再利用、養殖池の周りに木を植え、高温化による養殖魚へのストレスを減らすーーなどが対応策に盛り込まれた。
海藻養殖では、なるべく深い海で、沿岸魚の養殖は、いかだ方式が推奨された。いかだ方式は、運用が簡便なのと、水質維持に役立つという。漁場には人口の岩礁を設置││なども推奨した。また、エルニーニョと赤潮との因果関係は科学的に証明されていないとも指摘している。(31日・ブレティン)