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2月29日のまにら新聞から

淡水化が救いとなるか

[ 303字|2016.2.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 7千余の島々から成るフィリピンは、海水の淡水化で深刻な水不足を解消できるのではないだろうか?││。ビサヤ地方セブ市に本拠がある企業フィリピナス・ウォーター・リソーシズのアントニオ・トンパー会長は、自社の実績と先進諸国の淡水化の実状を踏まえながら、そう話す。

 同社は、全国60箇所に淡水化プラントを所有し、これまで33年にわたり企業や工場に真水を供給してきた。最大のプラントはセブ市内にあり、消費者にむけた水の供給も行っている。現行でも1日当たり最大2万2千立方メートルまで給水が可能という。

 トンパー会長は、「合理的で持続可能な」水問題の解決法として、淡水化を推奨している。(23日・ブレティン)

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