電力会社法案を再上程へ
[ 294字|2016.2.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ開発庁は、6月に開かれる国会にミンダナオ電力会社設立の法案を再上程すべく、準備を進めている。
ミンダナオ地方2箇所に水力発電所を建設する計画で、昨年5月の議会に法案が上程され、委員会審議の段階では承認を得たが、成立には至らなかった経緯がある。
ミンダナオ地方の電力料金は、ルソン、ビサヤ両地方に比べ安い。水力発電所で安価な発電が可能なためと言われる。
一方で2001年以来、政府は電力供給の民営化を推進しており、再上程される法案で設立を予定されている組織も政府出資で民営ではないため、この点が新法案をめぐる攻めぎ合いの論点となりそうだ。(24日・ビジネスワールド)