ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 303字|2015.12.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
出生届を無料配布
東部ビサヤ地域のレイテ州では、台風ヨランダで喪失したまま不明になっていた住民2万9千人分の出生届を整備し、今後、住民に無料配布することを社会福祉開発庁の地方事務所が始めた。
出生届の提出は入学や就職の際に義務付けているケースがあり、台風による文書の喪失は支障となっていた。
このため住民の出生届の文書そのものを管理している国家統計局(PSA)のコンピューターの協力を得て、レイテ州タクロバン市や近隣の町村の住民のほか、サマール、東サマール州にもカバー範囲を広げ、喪失した出生届を洗い出し、完成したという。
無料配布のサービスは今月14日から来年の3月末まで行われる。(15日・ブレティン)