ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2015.12.21|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
竹で町おこし計画
西部ビサヤ地域イロイロ州サンエンリケ町に、イタリア企業が出資して地元企業による「竹農園コンビナート」が2016年1月から本格的に始動する。
この地元企業は「バンブー技術開発パーク」という名称で、事業資金100億ペソを投じて広大な竹の畑を育てていく。また、竹のじょうぶな繊維を糸にして、布に織り込んで服地をつくるほか、紙類などを生産するための工場設備を供えている。地元住民の3万5千人の雇用につなげていく大規模な計画も立てているという。
同社は欧州や中東向けに輸出を計画しており、このほど比経済区庁の認可も取り付けており、竹によるサンエンリケ町の「町おこし」に全力を上げる方針という。(15日・ビジネスワールド)