人質の目撃情報
[ 312字|2015.12.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南西部のスルー州パティクル町のダラヤンで、アブサヤフの武装グループ約200人が外国人人質ら6人を引き連れ、山岳地帯を移動している姿が目撃された。
スルー州にいるモロ民族解放戦線(MNLF)の元幹部が、地元住民の目撃談として伝えた。人質には、9月にダバオ市対岸のサマル島の宿泊施設から拉致されたスウェーデン人2人とノルウェー人1人がいたほか、オランダ人もいたという。200人のアブサヤフから1・5キロ離れて約90人の第2グループが移動していたという。
また人質6人は完全武装のアブサヤフのメンバーに常時、厳重に包囲されていた。ダラヤンには5日間滞在しており、その後、移動したという。(2日・ブレティン)