サリサリ支援が千店に
[ 321字|2015.11.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
米政府機関の国際開発局(USAID)は台風ヨランダに直撃されたビサヤ東部地域レイテ島のタクロバン市などのサリサリストア(小規模雑貨店)の再建を支援しており、被災2年を機に目標である千店をほぼ達成した。
草の根で消費生活を支えるサリサリストアの多くが破壊されたタクロバン市、パロ町、タナウアン町の3市町で、計881軒のサリサリストアが完全に再建された。残り119軒についても修復工事が近く終了する。
建物はココナツの木を柱にしてセメント壁をつくり、屋根は鉄製のパネルで作られた。1軒当たり3万5千〜5万ペソが必要だが、USAIDがすべて出資。当初の達成目標は2016年4月だったが、12月までには完了するという。(16日・ブレティン)