ハイブリッド米に転換
[ 313字|2015.11.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南部の大農業地帯であるコンポステラバレー州では、500人以上の米作農家が参加し、「ハイブリッド米」による稲作で生産効率を高める研究部会を開くなどして、良質米の生産に努めている。
コンポステラバレーはフィリピン屈指の食糧バスケットとされており、コメの生産が昔から盛んな地域だった。
コンポステラ市のボロ市長は「ハイブリッド米」生産に特に熱心で、これまでの普通米よりも味も良く、収穫量も格段に増える「ハイブリッド米」に作物転換することを進めてきた。
会議では、ハイブリッド米の種もみの農家配布や技術の向上のための具体的な稲作指導について研究部会を持ち、効率的な米作を進めているという。(18日・スター)