改造バイクを大量摘発
[ 310字|2015.11.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方タクロン市の国家警察は、大音響を発して住民に迷惑な「ボラボラ」と呼ばれている改造マフラーを装備したバイク約900台を摘発した。
タクロン署は「ボラボラ取締り作戦」と銘打ち、同市とその近郊の高速道路を中心に、11月から15日間にわたって集中取締りを実施した。
「ボラボラ」はマフラーに部品を取り付けて大音響になるよう細工するものだが、バイクの煙の害もひどくなるといわれ、環境にとっては最悪という。
摘発された900台のバイク所有者の中には無免許運転でバイクに乗っていた者が23人もいた。今回の作戦では、強盗や殺人といったバイクを利用した犯罪を取り締まる意味もあったという。(17日・ブレティン)