太陽光発電を中止
[ 313字|2015.11.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地方のセブ島西岸の都市トレドに建設中だった太陽光発電事業が環境天然資源省によって工事差し止めとなった。
民間企業が113ヘクタールの用地買収を終えており、太陽光パネルの設置のため用地内にあった樹木982本を許可なく次々伐採してしまったことから。同省の検査官によると、無許可で伐採された樹木は2190立方メートル、板にすると約9万3千平方フィート分という。
告発で検査官が現地に入ったところ、樹木を切り倒した後、ブルドーザーを入れて根っこに土をかぶせていたケースもあった。
検査官は森林法など諸法令をもとにして提訴する方向で証拠集めを始めており、事業の再開見通しは立っていない。(10日・ブレティン)