初の舗装道路が完成
[ 311字|2015.11.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域東サマール州にこのほど、初めての本格的な舗装道路である「サマール道路」の工事が完成、アキノ大統領も顔を見せて祝賀の式典が行われた。
これで東サマールとサマール、北サマールの各州が近代的な道路でつながった。住民たちはこれまで、一番近い中心地のオラスに行くのに、1本でつながった道路がないため、海まで出てモーターボートで行くしかなかった。
総延長222キロのサマール道路には、61の橋と並行して走る排水溝などの付属施設もできた。工事の完全終了は来年5月だが、子どもが10人いるという主婦のバシラさんは「これでオラスや州都ボロンガンにも車で楽にいけるようになった」と笑顔だった。(2日・インクワイアラー)