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　ミンダナオ地方シブガイ州のサンボアンガ市近郊で週末の早朝、高速バスがバス停に停車したところ、数人の強盗グループがいきなり乗り込んできて、バスの運転手(42)や乗客らに銃を突きつけ、次々とホールドアップさせた。

　高速バスはサンボアンガ市からディポログ市に向かうところで、事件の発生は午前５時すぎ。

　乗客の多くが仮眠中だったが、強盗グループは45口径と38口径の銃のほかナイフなどを突きつけ、片っ端から乗客をたたき起こして脅し、乗客らは震え上がってまったく抵抗できなかったという。

　被害額はバスの乗車券の販売金と乗客の所持金などで計６万４千ペソ。また乗客の時計や指輪など貴重品もすべて奪われたという。（20日・ブレティン）