ナマズ祭で観光盛り上げ
[ 317字|2015.10.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市西部のバランガイ(最小行政地区)ロスアミゴスでは、10月最終週に行われる毎年恒例のパンタタン(ナマズ)祭が観光客などでにぎあう。
ロスアミゴスはもともと米作中心の農業地帯だったが、コメだけでは生計が立たない農家がナマズの養殖に目を付け、これが現在の成功を生んだ。
養殖業者は全部で100軒ほどになり、養殖池も160ヘクタールにまで拡大している。ロスアミゴスからの1日のナマズの出荷量は2・5〜3トンにまで達している。
パンタタン祭は10年前から行われており、期間中の10月末は、串に刺したナマズをずらりと並べて火の上で焼くため、町中は一日中こうばしい煙に包まれるという。(19日・ビジネスワールド)