カラーの家200軒
[ 317字|2015.10.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ショッピングモールや不動産を営むSMグループが、台風ヨランダの被害を受けた西部ビサヤ地域イロイロ州コンセプション町に近代的なカラーの住宅200棟を被災者に寄贈した。多色カラーの住宅が立ち並ぶ造成地には、舗装道路ができ、外灯や仕切りの塀のほかコミュニティーセンターやスポーツのための屋外施設も整備された。
入居したネストル・デロビアルさん(60)と妻のシャーリーさんは「こんな立派な家に住めるとは考えもしなかった。一生、感謝し続ける」と大喜び。1日の稼ぎが150〜200ペソという漁師のレネさんも「終の棲家(すみか)が手に入って幸せいっぱい」と感謝を表明。カラー住宅1軒の建築費は20万ペソほどという。 (7日・インクワイアラー)