無許可伐採には罰金
[ 307字|2015.8.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域アクラン州で風力発電用の大型風車を建設中のペトロウインド・エネルギー社が、環境天然資源庁アクラン州事務所の許可を得ずに樹木を伐採したとして790万ペソの罰金を徴収された。
同州マレイ町の自然保護地区に同社は許可を得て工事を始めたが、樹木が邪魔で伐採してしまった。樹木伐採許可を別に申請はしていたが、許可が出るまで時間がかかりすぎたため、待ちきれなかったという。
同事務所のアボルカ所長は「申請は出ているが、やはり違反のケースに当たる」と述べ、罰金を科した。
出先事務所の管轄内では隣りのアンティケ州でも水力発電所が無許可で伐採するなど、看過できない状況があるという。(5日・ブレティン)