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　ミンダナオ地方のダバオ市では交通事故件数が２０１３年11月に市内のスピード制限を大幅に厳しくして以来、年単位で平均35％も減少している。

　ダバオ市は中心部のダウンタウンが時速30キロ制限、中心から離れた市内住宅地区の通りが40キロ制限になっているほか、郊外を結ぶ幹線道路で車が60キロ以上を出すと、スピード違反で取り締まられる厳しさ。市交通局によると、おかげで過去２年間で事故が起きてもほとんど軽い事故となり、オートバイなど２輪車による衝突や転倒事故も激減したという。

　厳しい制限に、当初は多くのマイカー族やタクシー運転手も不満たらたらだったが、最近はドゥテルテ市長に文句を言わなくなったという。（７日・ブレティン）