アクセス道路を建設
[ 310字|2015.6.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域イロイロ州のインバンググランデ町とアグタボ町の間に、農場と市場を結ぶ全長28キロのアクセス道路の建設が、世界銀行の支援によって可能となった。
この地域では良質の豚肉のほかコメ、トウモロコシ、サトウキビなどの農産物が豊富に収穫されるが、消費者まで届ける第一段階の集荷場に通じるアクセス道路がなく、悪路のためトラックで迅速に運ぶことができず、農家の収入アップにつながらなかった。
農務省は州と協力して6カ年計画で比地方開発プロジェクト(PRDP)を進めているが、資金不足で計画は遅れがち。このため世銀がアクセス道路の拡張・建設で2億5800万ペソを融資しすることを決めた。(18日・ビジネスワールド)