検事補の旧悪ばれる
[ 323字|2015.6.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
公務員特別裁判所はこのほど、西部ビサヤ地域西ネグロス州の州検事局の現職検事補に対し、少女=当時(14)=をレイプしていたとして、未成年虐待などの罪で禁錮10年の判決を言い渡した。
判決によると、ウリウス・パディオス検事補は2004年9月の土曜日、シレイ市役所の一室に「面談をしたい」と持ちかけて少女を呼び出し、付き添ってきた叔母に煙草を買いに行かせたうえで、少女を一人にしてレイプに及んだという。また帰宅後に、少女が被害を母に訴えたことを知った検事補は、1カ月ほどして今度は母親に1万ペソで事件にしないよう持ちかけていたという。
検事補は容疑を否認していたが、公特裁は少女や関係者の証言を採用し、有罪判決を下した。(17日・ブレティン)