新コンセプトの空港ビル
[ 311字|2015.6.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方の玄関口のダバオ空港ターミナルビルが、ダバオの今後の観光発展をにらんで貿易促進と地元の文化を反映させた新たなコンセプトを盛り込んで改装工事に着手することになった。
ミンダナオ開発庁によると、改装工事は官民連携(PPP)事業として行われ、建設費は1億7400万ペソ。
新ビルには観光と貿易の発展を推進するための「貿易ホール」を併設する。また2003年に建設された旧空港ターミナルの一部で、使用されずに閉鎖されたままになっていた建物を活用し、地元ダバオの伝統的文化を生かした「文化ビレッジ」を新設し、新ビルと地下通路でつなぐようにするという。工事の着手は年内を予定している。(16日・ビジネスワールド)