アポ山でゴミ収集
[ 317字|2015.6.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南部にあるフィリピンの最高峰アポ山(2954メートル)でこのほど、登山者200人が4日かけて山中に投棄されたゴミ収集を行い、大量のゴミを処理した。
アポ山に登頂した人が残していったゴミが大量にたまり、4〜5月には乾燥したゴミが山火事の原因になるなど、問題になっていた。
北コタバト州のキダパワン市観光局によると、アポ山の6カ所の登頂口からゴミ収集を実施。サンタクルズ町から登ったグループはゴミ360キロ、ディゴス市からのグループは305キロ、バンサラン町からのグループは177キロなど、4日間で1トンものゴミを集めたという。
アポ山は昨年夏から、自然保護のため登山者数を制限している。(16日・ブレティン)