厳しすぎる禁煙条例
[ 310字|2015.6.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市では2012年から罰金付きの禁煙条例を実施しており、13年6月から15年3月までに罰金の徴収総額は320万ペソに上っている。
職場や役所の建物、公共の乗り物のほか、喫煙所を除く屋外などで喫煙し公衆に迷惑をかければ、違反となる。紙巻きタバコだけでなく電子タバコ、水タバコも対象という。罰金額は千、2500、5千ペソの3種類。違反を2度、3度と繰り返すと禁錮刑を科される。
条例を導入したのは元喫煙者のドゥテルテ・ダバオ市長で、自ら禁煙した後、罰則の厳しい禁煙条例を導入した。
市長は「徴収した禁煙罰金はがんにかかった子供たちの医療費にあてている」と話している。(2日・ビジネスワールド)