カカオ生産が拡大
[ 316字|2015.5.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市近郊はチョコレートの原料となる良質のフィリピン産カカオの名産地として近年よく知られるようになり、農務省ダバオ地方事務所の発表によると、2014年のカカオ豆の収穫量は5428トンと前年比11・3%増となった。
また「ダバオ・カカオ生産拡大プログラム」に基づく14年のカカオ豆の生産額は、5200万ペソ(約1億4千万円)となっている。
カカオの木の栽培総面積も6千ヘクタールに拡大。総生産額のうち31%をカカオ苗木や農作業機械、カカオ農園の拡大にまわすという。栽培面積を2千ヘクタール増やす計画もある。
カカオは悪玉コレストロールを減らす役割のある健康食品とされ、人気が出ている。(5日・ブレティン)