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　ミンダナオ地方のダバオ市が２０１５年にぜひ着手しなければならない２大プロジェクトは、急増する一方の貨物と搭乗客に対応するため、市の玄関のダバオ空港の新規増設とバナナの積み出し港として知られるササ港の港湾施設の拡充という。

　北ダバオ州のデルロサリオ知事は、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）の経済統合を目前にして、空港拡張と第２のダバオ空港建設の着手に政治生命をかけているという。

　ササ港については、港湾施設の老朽化で、埠頭にはコンテナ貨物が滞留しており、クレーンなど積み出し・搬入設備の近代化が懸案となっている。地域開発委員会（ＲＤＣ）は２大プロジェクト実現のための調査を昨年12月からスタートさせた。（28日・ビジネスワールド）