住民の手で麻薬摘発
[ 316字|2015.4.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域レイテ島のオルモック市の住宅地にこっそり移り住んできた麻薬密売業者が、地域の協力で摘発された。
不審な男が4月始めの深夜午前1〜2時ごろ、市中心部から4キロの住宅地に引っ越してきた。バランガイ(最小行政区)の議長が住民と協力して数日監視を続けたところ、男は麻薬密売に手を染めているようで、まもなくパートナーの女性と口論を始めた。この後、男はバイクに乗って家を出た後、夜中に戻ってきて、発砲騒ぎを起こした。
議長は住民に外出禁止を指示、警察に通報して家を包囲。警察が踏み込んだところ、密売グループの元締めであることが分かり、逮捕された。バランガイでは銃を携帯した住民がパトロールを始めた。(23日・ブレティン)