配達専用車を大量導入
[ 313字|2015.4.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市を訪問したデラクルス郵政公社総裁は、GPS機能などを装備した郵便配達専用の新型バン133台を同市に導入するという画期的な能率向上策を発表した。購入するための国の予算は総額1億ペソに上るという。
ダバオ市の郵便局はカバー範囲が広域に及んでいるため、配達が遅れて住民には不評で、全配達量シェアのわずか5%にとどまっている。このためほとんどの郵送物の配達は民間会社にお株を奪われ、公社による同市域の郵便収入はフィリピンの民間配達業者も入れた全体のランキングで第8位と低迷している。
導入する配達専用車はスピード性を高めるため、いくつかの新機能を取り入れたものになるという。(22日・インクワイアラー)