死刑復活とダバオ市長
[ 302字|2015.4.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市のドォテルテ市長は地元テレビに出演し、持論の死刑制復活の必要性をあらためて強調した。
市長は青少年の犯罪は刑に問われずに事実上、無罪放免となっていることに強く抗議した。「犯罪を犯した青少年が大人になってますます大胆になり、誘拐やレイプ、挙げ句には殺人までしてしまう」と述べた。
市長が今回、テレビに出演して訴えたきっかけは、20歳代前半の若い男2人がダバオ市のコンビニエンスストアに強盗に入り、銃を突きつけて金を奪った事件が起きたことから。
市長は青少年の犯罪にも重罪を科し、麻薬に絡む誘拐事件やレイプ犯罪には死刑という極刑を科すべきだと訴えた。(21日・ブレティン)