中国寺に白骨遺体
[ 319字|2015.3.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域のレイテ島タクロバン市にある中国の仏教寺院の下水施設の中から白骨遺体が見つかり、発見した清掃業者が中国人商工会議所に連絡、通報で警察が捜査を始めた。
同商工会議所によると、タクロバン市にある比中国人社会の生徒たちが通うレイテ高校の教師が15年前に行方不明になったままになっており、仏教寺院によく通っていた熱心な仏教帰依者だったことから、白骨遺体はこの教師ではないかと話している。
タクロバン市警は、白骨のDNA鑑定を行うなどして、遺体の身元確認から捜査を始める方針という。この仏教寺院は2013年秋の台風ヨランダで大きな被害を受け、中国人住職や修行僧は戻っておらず、事実上の廃寺となっていた。(26日・ブレティン)