社会保障制度を悪用
[ 310字|2015.3.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域ネグロス島のバコロド市で国家警察が、年金や福利厚生を受けるための社会保障制度(SSS)の証書を巧妙に偽造し、ローンを申し込もうとしていた女性4人が詐欺容疑などで逮捕された。
4人は金融機関でローンを申し込むには公的機関が発行した証書が必要なため、SSSの証書を偽造することを思いつき、年金を毎月受け取っていることにして金融機関でローンを組もうとしていた。
金融機関からの通報で国家警察の特別捜査官が出動、おとり捜査で4人をファストフード店に呼び出し、逮捕した。4人のうち1人はローンの申し込みはしていなかったが、偽造した証書2枚を持っていたため、公正証書の偽造などでご用となった。(3日・スター)