結婚式まで逮捕待ち
[ 332字|2015.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方西ネグロス州バコロド市でバレンタイン・デーの14日午前、集団結婚式が行われ、多くのカップルが参加したが、新郎に殺人で指名手配中の犯人が含まれており、新婦との結婚の契約書に署名したところで、待ち構えていた国家警察にご用となった。
逮捕されたのは、ネグロス島サガイ市で2011年に起きた殺人事件などで犯人として追われていたビンセント・セルビテ容疑者(24)。当時、セルビテ容疑者はガードマンとして勤務していたが、事件後に行方をくらましていた。国家警察が集団結婚式に参加するとの情報を聞き込み、結婚契約書に署名するまで遠くで待機していた。ほとんどの新婚カップルは式場から新婚旅行に出掛けたが、セルビテ容疑者は断念せざるを得なかった。(16日・ブレティン)