大穴で住民ら避難
[ 320字|2015.2.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ジェネラルサントス市の海岸近くの村で地面が沈下を始め、大きな穴となり、住民の46家族206人が高校に避難する騒ぎとなっている。
海岸近くの住宅地の地盤が沈下、穴となったのは15日から。市の危機管理センターが警告を発したが、穴は拡大、直径40メートルほどの大きさになったため、避難指示に振りかえられた。
穴の近くにフェリー乗場やホテル、ガソリンスタンドもある。避難民は「砂地の地面がゆっくり沈み始め、まもなく地面から水がわき出し、泡が出てきた。数時間のうちに見る間に穴が大きくなった」と語る。コンクリートの土台や柱が穴に飲み込まれており、穴の深さはわからないという。地質学者が近く調査に乗り出す。(17日・ブレティン)