出国審査に問題あり
[ 319字|2015.2.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域のアクラン州にあるカリボ空港で1月22日、韓国・仁川空港行きのフィリピン航空(PAL)に、旅券も搭乗券も持っていない女性が搭乗、韓国到着後に違法入国で摘発された。これとは別に、31日午前1時半ごろ、やはりPAL機に、搭乗券を持たない女性が搭乗しようとして発覚、機内に入る直前だった。女性の身なりがみすぼらしかったため分かったらしい。
いずれも金属探知機や旅券審査をすり抜けており、空港の搭乗チェック態勢の甘さが問題になっている。
搭乗口にはコンビニ、土産物店、レストランが密集、ボラカイ島観光の韓国人団体客などで混雑しており、これにまぎれ込んでいた。前者のケースは精神的に問題のある女性だった。(2日・ブレティン)