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12月1日のまにら新聞から

マングローブで自然保護

[ 333字|2014.12.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 ミンダナオ地方北スリガオ州の当局は、自然保護のため州内の48の島々と海岸部に8600ヘクタールにわたってマングローブ林をつくる計画を実施することになった。

 マングローブ林は台風の強い風や津波の力を和らげ、災害から浜辺の住民を守ることができる。またマングローブはがっしりとした根を密生させる性質があるため、浜の砂や海岸の土砂の浸食を効果的に防ぐことができるほか、地球温暖化を防止し自然環境を維持する役割もある。マングローブ林には塩水に生息するワニも多いという。

 マングローブは世界に58種があるが、そのうち44種がミンダナオ地方の海岸で発見されている。同州の市長たちは早速、マングローブ植林計画の実施に向け協議を開始している。(11月26日・ブレティン)

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