バー経営者に重罪判決
[ 328字|2014.11.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地方の観光地セブ市に隣接するラプラプ市の地裁は、若い女性ら51人に売春をさせたとしてバーの共同経営者の女性(39)に終身刑か禁錮40年のいずれかを選択させる厳しい判決を言い渡した。裁判長はまた、売春を強要されていた女性らに賠償金として総額260万ペソを支払うよう命じた。
この女性は逃走中のバー所有者の父とともに2010年12月、バーで働く女性らに売春をさせていた疑いで国家警察の手入れを受け、女性が逮捕された。バー勤務の女性たちに給料を払わずに、客1人当たり4千〜1500ペソで売春をさせ、女性たちには500ペソ渡していたという。弁護士は「観光地セブの売春をなくすためには厳しい対応が必要かもしれない」と語った。(1日・インクワイアラー)