給料天引きで教室建設
[ 310字|2014.10.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ジェネラルサントス市の市職員は今年2月以来、給与から毎月自動的に10ペソを天引きし、プールしたお金を教室の建設費に充てる計画を実行しており、これまでに教室1室分の建設に充分な資金が貯まったという。
ロネル・リベラ市長の発案で始まり、市長がまず4万ペソを寄付した。次いで市職員組合も加わり、これまでに11万8千ペソが集まったという。
同市では小学校の教室不足が長年の懸案となっている。教室を1室つくるのにかかる費用は11万ペソで、要望を満たすのには時間はかかるとみられる。しかし、計画はうまく滑り出しており、リベラ市長は「大きなこともまずは小さな一歩から」と話している。(15日・インクワイアラー)