マグロの首都復権を主張
[ 321字|2014.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「比のマグロの首都」とされるミンダナオ地方南コタバト州ジェネラルサントス市が最近、その名が廃れ始めていることについて、ロネル・リベラ市長は「漁獲高だけでなく、いろんな種類のマグロが捕れる」と述べて、マグロの首都であり続けると語った。
同市漁業の漁獲高はマグロを含む全漁獲で今年前半約10万4千トン。うち1割超がマグロ。しかし、領海内での漁獲高は下降気味で、遠洋での大規模マグロ漁業に押され気味という。
比にある冷凍マグロの大規模加工施設の8割が同市に集中、3千人の雇用を抱えている。市長もマグロ食品会社の経営者。9月4、5両日には第16回全国マグロ大会が同市で開かれ、市長は「マグロの首都復権」を主張する。(7日・ビジネスワールド)