ボラカイ島で売春摘発
[ 318字|2014.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地方アクラン州の警察はこのほど、有名リゾートのボラカイ島にあるカラオケバー3軒の強制捜査を行った。人身売買の疑いなどで保護された女性は10代の少女を含む35人に上り、経営者も警察に調べられている。
手入れはアクラン署の婦女子保護・救済担当デスクの捜査員が主になり、州政府の社会福祉局の職員も同行。保護された女性たちは西ネグロス州やセブ州などの地方出身者が多かったが、首都圏出身の者もいた。
夕方になるとカラオケ店の受付係が仲介する手口という。捜査員は「カラオケバーの経営者が、常連客やお得意さん相手の売春を女性たちに強要していたケースがほとんど」と述べている。摘発のきっかけはおとり捜査という。(11日・ブレティン)