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　比ココナツ庁はこのほど、２年前にミンダナオ地方西ダバオ州を襲った台風パブロで大きな被害を受け、まだ立ち直れないでいるココナツ農家を支援するため、９５７軒に補助金８６０万ペソを現金で支給した。

　やり方はユニークで、ココナツの苗１本を植え付けると、40ペソを支給するというもので、農家の「やる気」を呼び起こす手法という。

　西ダバオ州知事のマラニャオンさんは贈呈式で「ココナツの苗を植えた時お金がもらえ、収穫したときもお金をもらえるということは二重の幸運だ」と述べた。

　ココナツ庁によると、７月分は第１弾。８月末までに今回の支給から漏れた農家に第２弾の現金の支給があるという。（29日・ブレティン）