希少鳥類捕獲で逮捕
[ 306字|2014.7.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地方セブ州タリサイ市にある環境天然資源省の出先事務所はこのほど、絶滅の危機に瀕している鳥類などを捕獲して転売しようとしていたフィリピン人の男2人を野生生物保護法違反の疑いで逮捕、野鳥9羽とヘビ1匹を保護した。
2人は森林の中を車で走行しながら珍しい野鳥を捕獲しており、逮捕時には車中には6羽のウンブレラオウムや2羽のフィリピンワシ、希少種の茶色野バト1羽のほかヘビ1匹をそれぞれ檻(おり)に入れていた。
出先事務所によると、捕獲した野生生物の中には、当局への届け出と許可証があれば捕獲して転売しても罰せられないものもあるが、2人は正式な書類を一切持っていなかったという。(30日・ブレティン)