常石造船で今年8隻目
[ 325字|2014.5.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域のセブ島北部バランバンにある日本の常石造船で、今年8隻目の貨物船グローバルベガ(5万8千トン)が竣工、船主側に引き渡された。
グローバルベガは全長190メートル、船幅32・6メートル。デッキには大型クレーン4基を装備、20人のフィリピン人乗組員が乗船し、引き渡し後、インドネシアに向けて航行し、石炭を運搬する。常石側の職員や工員らが埠頭で見送りをし、新装なった大型船は「ボンボヤージュ」の声に送られ出港していった。
常石造船のセブ島造船所は開所されて今年がちょうど20年で、工員は約1万3千人。造船受注は極めて順調で、今年はさらに13隻が進水する予定という。2017年までに60隻の注文が来ているという。(13日・ブレティン)