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　ミンダナオ地方ダバオ市のドゥテルテ市長は救急車を含めた自動車運転者に同市が定めた速度制限を順守するよう11日、注意喚起した。救急車の運転手はサイレンを鳴らせば制限速度超過の許可を得たと勘違いしているとし、「サイレンは優先通行を確保するためのもの。制限速度は守らなければならない」と述べた。またスピードマニアのような運転をしないよう救急車、消防車の運転手に要請した。

　一方、同市長は現在実施中の計画停電の長期化により、暗がりを利用した犯罪が増加傾向にあることを認め、防犯パトロールを倍増するよう地元警察に命じたと述べた。特に「住民自身が犯罪から身を守るべき」として、各バランガイ（最小行政区）で５人の補助警官養成を指示した。（12日・ブレティン）