地熱発電6月に結論
[ 320字|2014.5.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域ビリラン州のビリラン地熱発電社は2016年までの地熱発電所建設を目指していると10日、エネルギー省高官が明らかにした。
同省エネルギー再生局高官は、同社が地熱発電の可能性について現地で試掘中で、6月までに商業運用が可能かどうか結論を出すことになろうと述べた。採算可能と判断されれば発電所建設は7月にもスタートする。同高官によると、当初計画では、地熱利用により最大49メガワットの発電が可能という。ペティリア・エネルギー長官も4月に現地を訪れ試掘作業を視察した。
同地熱発電事業は08年認可され、同州カイビラン町の2バランガイ(最小行政区)にまたがる260ヘクタールが対象地区となっている。(12日・ビジネスワールド)